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星のサロン / アストロ★コンシャス

占星術の勉強会「星のサロン/アストロ★コンシャス」の告知・報告用ブログです。

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本日、トランジット土星の射手座入り

本日、2014年12月24日1:36AM(日本時間)、天の土星は射手座へ移りました。
この瞬間の東京でのチャート(星の配置)が下の図です。

トランジット土星 in 射手座 2014.12.24


土星が射手座に入り、新しい社会の規範をこれから3年弱かけて作っていくこと、射手座らしい「真理の追究」に賭けたい気持ちも一杯ですが、この瞬間、射手座の次の山羊座になんと5天体が入っています。山羊座の新月を過ぎ、いまだ山羊座にとどまる月とともに、冥王星がその(太陽と月の)ミッドポイント(中間地点)に位置しています。

2008年より久しく、山羊座の冥王星の影響を受け、もろもろ社会の構造に根本的な変化が起き続けている中、土星の射手座入りは新風を感じさせる、個人的には歓迎したいものでしたが、それにしても、この山羊座のマジョリティ(星が複数入ること)は相変わらず山羊座の強い影響を感じさせてしまい、軽やかに飛翔したい射手座とは違和感のある印象・・・。
そして、土星が射手座に入るということは、いまだ魚座の初期度数にとどまる海王星と、スクエア(90度)の緊張のアスペクトに向って土星が進んでいることになります。

これまで、蠍座の土星と魚座の海王星は、「ユートピア的な夢(海王星)の実現化(土星)」という、甘い夢のような時期を通過していたとも言えるでしょう。どこかで人々は、近未来に実現できそうな、曖昧模糊とはしているけども、真に理想的な夢の世界を実現できる(土星)と信じて、やってきていたように思います。

それが、土星(現実感覚)が射手座に入ると、ただ「信じる」「共有する(蠍座)」だけではもういられないのだと気づき、真に実現するための摩擦(射手座)を生じさせていくのかもしれません。ですが、射手座の「摩擦」は、どこまでも「真理に到達するためのもの」。志高く知恵を持って孤高に外の世界に出て行く射手座はきっと、「共同体の夢」の中に埋没させてはいさせてくれないかもしれません。魚座の海王星という、真に精神的かつ利他的な愛を求める社会の実現のために、厳しくその「妄想」に対し突くところは突いて、”甘さ”をそぎ落として行かせるのかも知れません。夢や理想は、現実の形になるよう、具体的な形に表出できるよう、要請される力を感じます。

一方、もうずっと緊張を保っている天王星と冥王星もいまだ、同度数でスクエアのアスペクトを保っています。ここで興味深いのは、土星が射手座を進み、牡羊座の天王星とトライン(120度)のアスペクトをとる時期です。2016年12月~2017年11月という少し先の時期にはなりますが、にっちもさっちも行かないほどに共に譲らず強烈な力関係であった天王星と冥王星に対し、やっと、一応の決着が着くかのような、現実への着地を示す土星。

土星 トライン 天王星 2016.12.25


折りしも、2016年12月には、木星も天王星に180度のアスペクトをとり、土星とともに天王星の力に焦点を当てます。
それまであと2年。天の土星は地上の私たちにどんな課題を与え、どんな変化とエネルギーを注いでいくのか。この2年後の、天王星(世界の変革、新しい価値観)と協同していく時期まで、しっかり土星の意識に組して行きたいと思います。

現在、蠍座最後の度数にある土星。

トランジット土星のサイン移動(射手座入り)を書いたばかりですが、今、天の土星は蠍座の最後の度数29度に滞在しており、この度数について、思うところがあります。

土星


占星術を少し知っている方なら「涙の度数」という表現を聞いたことがあるかもしれません。「蠍座29度」(蠍座の最後の度数)についての表現だと言われることが多いのですが、どのサインも、最後の度数はその星座の課題の”総まとめ”であるという意味を超えて、この蠍座最後の度数には、特別な「悲しみ」があるのだ、という説。

その説の出所を私は詳しく調べていませんが、おそらく、サビアン・シンボルの度数から来ているのでは?という説を耳にしたことがあります。
(*サビアン・シンボル:エリス・フィラーという透視能力者により透視された、360度の星座の各度数の意味。)

実はサビアン・シンボルでは通常、便宜的に小数点繰上げで度数を数えるため、29.xxx度は「30度」と表現されています。よって、サビアンでの29度は実は最後の度数ではなく、最後から2つめの度数なのです。しかし、まさに「涙」というような意味が、そこには含まれていました。

蠍座29度「インディアンの女が、酋長に自分の子供の命乞いをしている」
蠍座30度「ハロウィンの衣装をきた子供たちが悪ふざけを楽しむ」

この象意を見ると、なんだか蠍座最後の度数は、楽しそうです。心からの陽気な楽しみではないかもしれないけど、どこか吹っ切れて突き抜けた(あるいは吹っ切れる前の準備)ような。

では、この29度の悲しい意味は何か、というと、まさにそれこそ、蠍座から射手座へ移っていくための最後の課題のように思えてなりません。30度の意味は、その最後の課題の”裏”とでも言うような。

「インディアンの女が、酋長に自分の子供の命乞いをしている」
蠍座は「共同体」の力です。一人の力では成し遂げられないような大きく深い目的を、集合として行う知恵でもあり、力。それが、”酋長”として表現されているのでしょう。インディアンという伝統社会の中で生きる生き方は、その知恵をも含めて、その深さを表しているようです。ここで命乞いをされる子供は、いったいその共同体で、何をしたと言うのでしょう?共同体は、全体として存在するために、「掟」を持つのが普通です。この子供は、命乞いせねばならないほどの、掟破りをしたのでしょうか?

相手は子供です。子供は育成する対象であり、大人のように「罰」を与える対象ではないと、個人的には思います。
子供は、成長し、ときに、親は共同体の意志とは別の方向へ、自ら進んでいくもの。自らの魂に従って。そういう「生き方」を、ここでは「子供」で表現しているのかもしれません。

共同体の中で生きる、その恩恵にあずかるということは、その共通の価値観を受け入れた中にいることで初めて可能になる。では、その価値観から出て行こうとするものは?もはや、共同体の一部ではなくなる、という危機に直面するのでしょう。(個人の成長のレベルでは、これもまた「大人となる過程」として、必要なものなのです)

このサビアンの一節は、「命乞い」という穏やかでない言葉を抱えながらも、”インディアンの酋長”という「智慧の守り手」の存在から、単なる物質的生命の危機というよりも、より精神性の高いレベルでの移行を、思わせられます。

土星


さて、前置きが長くなりましたが、実は2014年師走の今、この2つの蠍座最後の度数を通過していたのです。

天の土星は、
・12月6日に蠍座28度(サビアンの29度)
・12月14日に蠍座29度(サビアンの30度)(~12月24日まで)
に入っていきます。

この時期、世の中はどんなムードでどんなことが起きていたでしょうか?
人々の”気分”にも、影響していたかもしれません。私たちは、どんな思いでどんな意図で、過していたでしょうか?
(ちょうど蠍座28度の終わりの日に、日本では衆議院選挙がありましたね)

恐らく長く続いてきた(”インディアン”という伝統社会が暗示するように、そしてもつれ合うほどに複雑にからんで築かれた共同体のシクミ、それらから、まるで新しい世界へ無邪気に旅立とうとしている子供が、そこに現れていたのでしょうか?
恐らく「自分の子供の命乞いをしている女(母)」というくだりから、この母は、自分(たち)の未来を子供に託して、新しい外の世界へ投げ出そう(託そう)としているのでは?と感じます。私たちひとりひとりの中にも、そうした思いは湧き出ているでいたのでしょうか?”次の世代へつなぐための、祈り(物乞い)。

さて、現在はもう、蠍座最後の度数に入ってきています。28度とはうってかわって、おどけた道化のような象意。
「ハロウィンの衣装をきた子供たちが悪ふざけを楽しむ」

前の度数の象意からの文脈で読むと、インディアン(伝統社会)→ハロウィン(キリスト教)と、まるで別の文化圏に移行しているのが見て取れます。

ちょっと気になりハロウィンのことを調べてみると、もともとはキリスト教の行事ではなく、古代ケルト民族の宗教、ドゥルイド教の慣習だった、とあります。「1年の終わり(10月31日)に、死者の霊、精霊、悪霊がやってきて、子供をさらったり作物や家畜に害をなす」のだと。

1年の終わり(サイクルの変化)、死者、ここでもやはり、「古いものからの脱皮」が暗示されているように思います。未来の存在である”子供たち”が、それをパロディのように、仮のものである”衣装”を着て、悪ふざけする。子供たちはきっと、新しいサイクルを、もう見ているかのようです。ここでは、「もう目前に迫っている新しい時代(季節)と、それを単純に”遊び”として楽しむことのできる子供たち(未来の存在)」が、暗示されていないでしょうか?
2014年12月14日~24日、その真っ只中にいる現在、私たちは、そんなみずみずしい、期待感と遊び心にあふれた時間を過していますか?

射手座に土星が移行する今年のクリスマスイブ、子供の魂を持った存在たちは、一体どんな風にその時を迎えるのでしょう。

新しい時代に、期待をかけて。

img057.jpg


*画像)クロノス(=土星):ギリシャ神話 / 父であるウラノスを追放するが、自分も父同様、子に殺されるという予言を受け、子供が生まれるたびに呑み込んでしまう(後に、ゼウスの知恵により、呑み込まれた子供たちは、吐き出される)。

土星の射手座入りが、もうすぐ。

師走に入り、グレゴリオ暦での年末がだんだん近づいてきました。
社会情勢ももろもろ変化のときのようですが、なんとなく「始まり直前」という感触が個人的にしています。その感触のひとつが・・・
12月24日に控えた「トランジット土星の射手座入り」でしょうか?

土星は約2年半でひとつのサインを移動しますが、移動にかかる期間には少し差があります。前回、土星が蠍座に入ったのが、2012年10月6日(JST)で、今回、2014年12月24日に射手座へ移るまで約2年2ヶ月間という短期間で通過しました。しかし、2015年6月15日には土星は蠍座へ戻り、9月18日に再び射手座へ移るため、この期間も含めると、約2年半の蠍座滞在ということになります。

続く射手座に土星が入っている期間は、
1)2014年12月24日~2015年6月15日(約6ヶ月)
2)2015年9月18日~2017年12月20日(約2年3ヶ月)

T土星イングレス(2012~2017)

2017年12月20日に次の山羊座に入った後は、一度も射手座へ戻ることなく、山羊座を通過していきます。
こうして見ると、1)の期間は、本格的な射手座滞在の前の序章のようです。
そして、一旦2017年に山羊座に入ると、土星はもう射手座へは戻らないため「やり直し」が効きません(通常、天体がイングレス後に前のサインに戻る期間は「やり残したこと」を清算する後戻り猶予の期間なのですが、それが今回は、ありません)。期間は長いけども、「タイミングを逃したあとの清算」が出来ないので、身を引き締めて計画していかないといけないかもしれません。

前置きが長くなりましたが、では、「射手座の土星」とは、何なのでしょう?
サイン(≒星座)の意味を、順に連なった脈絡の中で私は捉えます。
現在、蠍座の最後の度数に土星はありますが、その蠍座の意味を克服して脱していくところに、射手座の意味はあるのでしょう。

さて、蠍座は「他者との一体」「共同体」「(それらと一体化した後の)個の再誕生」などと言われます。いろんな意味で「集合体」の力や、その結束力の強さを意味しているでしょう。談合的な、表に表れない裏の深い組織やつながりなども、表すでしょう。蠍座はとにかく「深く」掘り下げていくベクトルであるからです。表で何がどう進んでいるか見えないようなことも、奥深くで進んでいる。「熟成」のようなもの。
約2年前からちょうど今まで、私たちは社会全体として、あるいは身の回りの身近な関係性の中で、そういった関わりを深めていったでしょうか?

土星は「課題」です。そして社会性の最も高い位置にある役割です。国や世界レベルで(おそらく個人が認識できる範疇としては、国の政治・経済的な状況など)、このような傾向を帯びていたことに気づいていたでしょうか?それは、めぐってくる「傾向・運」というよりも、社会全体での、そしてその社会の中で個人が行う役割としての、「課題」です。
いろんな意味で、「思いを同じくした人々との団結」「深く内省的に社会に関わる」ということを、個人個人がどこかで行ってきたのではないでしょうか?

この蠍座の意味を踏まえての、次の射手座です。
蠍座が「深く掘り下げる」のに対し、射手座は「高く飛翔する」のです。まさに、前の象意を踏まえての、それの”乗り越え”です。「集合」「団結」に対し、「個人」「孤高」の意味が出てきます。この2年間、いろんな社会的課題に対し、思いを同じくする人々で集まり団結し、深め合ってきた共同体から、それぞれ個々人が「自己」を再度確認し、出発するとき、とでも星は伝えているかのようです。その最初の試みが、この年末からの半年間になるのでしょう。

出発はしたものの、やはり個人での新たな挑戦や試みには、不安や取りこぼしが起きやすいもの。そうした「試みの失敗」の際に、安全に立ち戻れるのが実は、ひとつ前のサインなのです。ここで土星は一旦、蠍座へ戻り、この2年間培ってきた生きる上での「信念の土壌」のようなものに、もう一度個人を立ち戻らせ、再び「土壌からの栄養」を個人に与え、励まし、本当のその後の2年超の旅立ちの準備をさせるかのようです。

どんな方向へ、自分は向って行きたいのか。自分の真の「信念」は何なのか?射手座は非常に哲学的で精神性の高い性質。日々の生活を超えて「生きる意味」や、「社会の倫理」を真に求めるでしょう。そうした信念を念頭に置いて、どこへ向うか。それを、この半年間は模索していく時期なのではないでしょうか?
幸い、つらくなっても、6月から3ヶ月間は、一旦、元の鞘に立ち戻れます。
それぞれが行った冒険をここに持ち帰り、再び共同体と共有し、新たな旅立ちへ向うもよし、皆さんへシェアして仲間を増やすもよし。

射手座は孤高ではありますが、けっしてグループでの活動がNGというわけではありません。この2年間に培った共同体での熟成を生かし、新たにその仲間たちと共に、新しい形への挑戦の一歩を踏み出すことも、ありでしょう。ベンチャー精神が発揮されそうです。

この射手座の土星の旅の終わる2017年12月。
土星は次の山羊座へ移ります。12星座のうち最も「物質的達成」と「結果」を重視するサイン。そして、土星自身をルーラー(支配星)とするサインであるため、よりその「安定度」が強調されるでしょう。土星が山羊座に入ったら、もう、イヤでも「着地」するしかありません(実際、冥王星が山羊座に入った2008年から、人類は大きな意味でその流れの中にあります)。射手座的な「個人」の倫理よりも、構造としての「全体」が重視される、そんな課題がつきつけられます(実際、今は冥王星がその役割を、深く深く担っています)。

どんな冒険、どんな旅になるのか、この先楽しみな約3年間です!

10年後に始まりそうな、真のヒューマニストの時代へ(山羊座から水瓶座へ:土星と冥王星)

社会情勢や世界について思うことが、最近とても多い。そういう大きなもの、個人の思惑を超えたスケールのことを考えるとき、どうしても、大きな星の動きを意識します。私たちはどこかで、「星の意志」を「人生の経験」として生きているのではないか?と。大きな宇宙(太陽系)のエネルギーの波を、人類全体で通過しているとしか、思えなくなるのです。

2014年12/24から射手座に移る土星が、2015年6月に一旦蠍座に戻り、9月に再度射手座に移った後、2年3ヶ月、射手座に滞在します。射手座は「冒険」の星であり、現状から孤高に一人抜け出し、新天地を求めた魂の旅に出る星なので、新たな世界の模索には、この時期が勝負だと思われます。

saturn_pluto_2014~2024


2017年12月に土星が山羊座に移るということは、現在、山羊座に滞在する冥王星との合に、土星が向っていくということ。2020年1月に1回だけ土星と冥王星はヒットし、同年3月には土星は一旦水瓶座に移りつつまた山羊座へ戻り、12月に再度水瓶座へ移って、もう山羊座へは戻らない。本当のユートピア社会への序章が、このあたりから始まるのか、、、と、希望を胸に、想像してしまいます。

研究家の説では、アスペクトは通過する前までしか有効でない、という説もあり、2017年12月~2020年1月(または12月)の約2年間(または3年間)は、非常にシビアな時期になるのでしょう。なにしろ「闇の意図」(冥王星)に向って「社会の法」(土星)が形成されていくのですから・・・。

しかし、土星を追うかのように、2023年には冥王星も水瓶座へ移ります(その後、2回山羊座へ戻りつつ、2024年11月に3度目に水瓶座に移り、もう山羊座へは戻らない)。2023~24年が、真のパラダイムシフトになるのでしょう。

それまで、あと、10年・・・。

2008年に冥王星が山羊座に移ってから、16年かけて成し遂げねばならない、真の”構造・システム”改革(陳腐な言葉だけど・・)。地に足のついたパラダイムシフトだと思いたい。

まだ、その半分までも到達していません(期間も、度数も)。
まだまだ、しんどい時期。
それでも星は、周っている。山羊座の後に必ずめぐってくる”真のヒューマニスト水瓶座”の時代。待ち遠しいですね・・・。

[T冥王星とT天王星のスクエア] 激動の期間が、もうすぐ終わり。

2012年6月後半から2015年3月半ばまで、約3年弱もの間、おそらく天の星の配置の中で「もっとも厳しい(ドラスティック)」であろう冥王星と天王星のスクエアが形成されています。これはピークの時期なので、その前後しばらくも、そのエネルギーの中にあります。

Pluto_Uranus_square_transittime.gif


いわゆる「世の中のシクミが大きく変わる」とき。これまでの常識や構造がいろんな衝突に合いながら、その本質が暴露され、”新しい波”に突き上げられ、穏やかでない殺伐とした時代を通り越すのでしょう。日本、そして世界の動きを見ていれば、その通りの流れが見て取れます。

その期間も、残すところあと3ヶ月強(その後もしばらくはこの影響の余波はあるでしょう)。その後は徐々に、この今の課題の時期は過ぎていくのです。逆にいえば、「世の中を根本的に構造改革し、新しい未来へ進もう。新しい未来を築こう」とする時期は、今しかないのです!2015年後半からは、また違った流れになるのではと思えます。
冥王星と天王星の衝突なのですから、どこを見てもいろんな問題が噴出で、心穏やかにはなれません。「厳しい期間がもうすぐ終わる」と思うかもしれませんが、そもそも星の(人への)メッセージというのは、「課題」だと私は思うのです。運命論ではありませんから、「良いときも悪いときもある」ではないのです。冥王星という「闇の王・権力」に対し、天王星の「改革・前進・未来主義」が物申すことをきちんと行わなければ、この時期の課題は終わりません。終わらないうちに次の時代に進んだら、どうなるのでしょうか??
これは、個人のチャート(運勢)でも同じです。仕事や人生の節目での「課題」に正面から取り組まず、逃げの姿勢でただ時間をやりすごすなら、これまでと同じやり方でやり過ごすなら、その後の人生は明るいでしょうか?「やるべきときにやるべきことをやる」それが、星の運行の表すメッセージだと思うのです。

さて、冥王星が「この世で最も力を持つモノ(闇の力でさえある)、権力」であり、それは一言でいえば「力」です。「善悪」という倫理を超えた、あまりにシンプルな「力」です。その力の前には、何者も太刀打ちでいない。実は、そういうモノ(力)を”志向すること”(それが”価値判断であること”)こそが、冥王星だと思うのです。ですから、他のどんな星やエネルギーがそれに立ち向かっても結局は無駄、というわけではありません。
一方、天王星は、あの神話のプロメテウス。人類に火をもたらした神です。たとえば、人類にまだ扱える準備のできていないもの(=火)さえ与えてしまった倫理観のない神(ネガティブな意味で)ととらえられることもありますが、ここではそのポジティブな意味として、私は「前進と改良の”意志”」ととらえます。この”意志”というのが、他のどんな天体よりも、真の個人主義の意味で強いのが天王星。だからこそ天王星は、「個人主義」の星であるのです。
冥王星が「力志向」であるが故に、当然、個人よりも(権力を維持するための)”組織”の傾向を出すのに対し、天王星はあくまでも、”個人”です。「たったひとりの権利」に敏感なのが、天王星でしょう。ですから、とても粗く言えば、天王星が「力の倫理」であるのに対し、天王星は「倫理の力」だと、言えるかもしれません。そういう意味で天王星は「ヒューマニスティック」だと解釈されることもあるでしょう(なにしろ人類のためを思い、人類のために神にも逆らい人類に文明を与えたのですから..)。神話をそう解釈するなら、天王星は、「人類を猿(=奴隷)ではなく、権利と尊厳のある一存在、そして個人」にした力だとも、思えるのです。

さて、翻って、今、世の中に起きていることは、どうでしょうか?この、冥王星と天王星が象徴する事柄(それらの間の衝突)が、世界中で見えないでしょうか?もちろん、星がそういう配置なのですから、衝突が起きてあたりまえです。衝突を起こしてでも、人々は、この「一個人、人間としてのあり方」に気づくべきときだったのです。ですが、冥王星という、この世で最も力を持つ存在に挑むことでそれは明白になってくるので、容易な過程ではないでしょう。あちこちでひどい状況や、個人のストレスや、社会や組織全体としてのドラスティックで悲惨な状況も噴出してくるでしょう。そこまで挑むことで、天王星はより本質的に、自らの権利を主張しているような配置なのです。とにかく、「生半可ではない、”最も本質的な部分で”改革しよう」そして、「自分自身になろう」としている時期なのです。

この時期が終わるということは、当然、その課題を「十分に行った」人々や組織、社会、国にとっては、安堵のやってくる時期です。やっと平穏に戻れる・・・。痛みを経験して、やっと本当に新しい未来が築ける時期がくるかもしれません。なにしろ「変革」の時期なのですから。
しかし、この時期に、それをとことんまでやらなかった個人、組織、社会、国は、この”チャンスの時期”が終わったら、どうなるのでしょう?次のチャンスの時期がくるのは、星の運行速度からいって、相当先です。その次のチャンスのときまで、改革に失敗して、ポシャって今のまま行くのでしょうか?しかし世界ではすでに、どんどん改革は進んでいるはず。改革しなかったまま、進んでいけるのでしょうか?

大変な時期が終わるということは、課題も”終えなければならない”ということです。8月31日が終わるということは、夏休みの宿題を行う”猶予”も終わる、というワケです。問題が宿題程度なら、どうってことはないのでしょうけど・・・。

個人のレベルで考えてみるのもよし、身の回りの社会や、国や、世界のレベルで考えてみるのもよし。そして、どんな自分には太刀打ちできないと思うような大きな組織や社会であっても、それらと「等しい存在」「等しい力」として、”一個人の力と権利”を認識することこそが、天王星の意味の本質なのだと、それが、真の天王星の個人主義の本質なのだと、思うのです。

2015年春までに、まだまだ課題は多そうでしょうか?本当に、真にヒューマニスティックで明るい未来を、2015年後半以降に迎えることができるように。あと少しの踏ん張りは、それだけを肝に銘じて、皆さん、生きて行きましょう!
「一人の力は全体の力と等しい」そう、自身満々で挑む、天王星をいつも傍らに感じながら。

★補足)「天王星の力」って言われても、いまいちピンと来ない、、、という方のために。いわゆる「空気読む」とか「全体主義(みんながそうだから)」とか、「今までそうだったから」とか「あそこでそう言っても無理だし」とか、そういう考えが、きっと、冥王星です。でも時々いませんか?変わった方たち。時々「変人」とか言われる人たち。天体にはそれぞれそのエネルギーを担っているサイン(星座)がありますが、この「未来へ何歩も一足先に行っちゃっている変人」さんたち、水瓶座さんたち、よく認識してください!彼らの「無根拠な未来志向」「権力(役職)嫌い」「陳腐なものが嫌いで、天才的なひらめきだけで生きている」傾向は、まさに天王星の力そのものです。よ~く、観察してみましょう♪(ここで言う「水瓶座」とは、太陽が水瓶座に入っている人々に限定しているものではありません。個々のチャートの中では、皆、いろんな意味で「水瓶座」の要素を持っています)

ついでに、この「世の中で最も大きな力(志向)」を担うのは、サインにおいては山羊座です。「最も強いのだから、他の何者も太刀打ちできないはず」っていうのは、違うのじゃ?と私が思うのは、なぜなら世界には「時間」があるからです。そう、山羊座は土星を支配しますが、この土星こそが「時間」なのです。つまり、「時間」という価値観を越えたところに、その次(権力を超えていく鍵)があると、哲学的には思うのです。分かりやすくいえば、12のサイン(星座)は、無秩序に並んでいるわけではなく、進化のひとつの流れとして並んでいると思うのです。最も力の強いはずの山羊座の次に、水瓶座が位置している。つまり、「進化」としては、「力」よりも先に「真のヒューマニズム」と「進化への意志」があるのだと、それこそが「進化」なのだと、まるで占星術のシステムは語っているようではないですか?
奇しくも、2012年に、マヤの暦がその最後の日付を終えているようです。私たちは今、この「時系列に並んだ(時間というものの)」物質界のパラダイムから抜けて、本気で、新しい形に脱皮しようとしているのですね。世界のすべてが、すべての人々が、本当に脱皮できるか、私には分かりません。まだまだ星の配置は、運行によって形成されていますから・・。

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