星のサロン / アストロ★コンシャス

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T木星の乙女座入り

8月11日、トランジットの木星が乙女座に入りました。
木星は約1年でひとつのサイン(星座)を通過しますが、2014年7月16日に獅子座に入った後、一度も蟹座に戻ることなく、今回の乙女座入りの8月11日まで約13ヶ月に渡って獅子座を通過してきました。
そして来年、2016年9月9日に天秤座に入るまで、乙女座を通過し、その後は乙女座には戻ってきません。約13ヶ月の乙女座滞在となります。

2015年8月11日 T木星の乙女座入り
2015年8月11日 T木星が乙女座に入った瞬間(東京)


これがどんな意味を社会にもたらすのか。
トランジットの木星や土星は、それぞれ12星座1周を通過するのに約12年、約30年と、社会の”サイクル”を眺めやすい期間のため、過去のその時期にどういうことが起こったかを見ることで、その惑星の該当サイン滞在の傾向を読むことがあります。
過去の木星・乙女座滞在の時期は、記憶に新しい近い時期で、

・1991年9月12日~1992年10月10日
・2003年8月27日~2004年9月25日

でした。どちらも、前のサイン獅子座に戻ることなく、乙女座を通過し、次の天秤座へ移っていきました。

T木星の運行(1990~2017年)
T木星の運行(1990~2017年)


木星はそもそも「幸運の星」と言われ、人々の「善なる意識」をつかさどります。さらに、「一般大衆・マスメディア」など、広く周知され多くの人々が「良いもの・常識」として認める”傾向”でもあります。ですので、その時期の「ブーム(流行)」を作るのも、この木星がかなりの役割を果たしているでしょう。
一方、乙女座は「個人の訓練の集大成」とも言われるサインで、個々人が社会に出て行く前に個人として行える準備に集中するサインです。修行者のようにひとつの技術を学んでいたり、自己鍛錬の傾向が強かったり、またそのあり方から、自分自身に対してだけではなく社会への眼差しもまた、自己反省的です。今まで築いてきたやり方が、今後もその方向性で良いのかどうか、最後のチェック機能とも言える役割を担っているかのようです。
ここでのチェックや鍛錬を経て、人として個人は、真の他者とのコミュニケーションが始まる次の天秤座へ移っていきます。

さて、過去に木星が乙女座に入っていた時期(直近の2回)です。

<1991年9月12日~1992年10月10日>
Wikipediaによると、「バブル崩壊期間(平成不況(第1次平成不況)や複合不況とも呼ばれる)は、1991年(平成3年)3月から1993年(平成5年)10月までの景気後退期を指す。」とのこと。
まさにこの時期、木星が乙女座に入る少し(半年)前から、次の天秤座を抜けるまでの期間です。天秤座は「正義を図る天秤」を意味しますが、その天秤を手にし、正義を判断しているのは、実は乙女座である女神アストレアです。天秤座という、物事のあり方のバランスを判断しているのは、実はその前に位置している乙女座だったのです。
乙女座の性質として、「潔癖症」とはよく言われますが、「良いものは良い、悪いものは悪い」「不正は不正」ということで、物事の白黒をはっきりとあぶり出し、清く原理に戻そうとする働きがあるのでしょう。それは、次からの新しいバイブレーション(天秤座から)のサイクルに入っていくための準備としては、至極当たり前のように感じます。
記憶にも新しいこの「バブル崩壊」は、まさにT木星の乙女座→天秤座の象意をよく表しているでしょう。

<2003年8月27日~2004年9月25日>
この期間は、個人的に記憶に深く残る事件はあまりなかったのですが、少し調べてみると、例えば、

2004年1月
・ 山口県の養鶏場で日本では79年ぶりに鳥インフルエンザが発生(12日)
・ 自衛隊がイラクへ派遣(16日)
2004年2月
・ アメリカでの狂牛病発生に伴う米国産牛肉の輸入停止の影響で、吉野家が牛丼の販売を中止(11日)
(参照:http://person.sakura.ne.jp/year/2004.html )

など、食と健康問題が浮上してきていたようです。これも、その分野での行き過ぎた形での問題が露呈していたのでしょう。養鶏場も、食用牛の飼育場も、乙女座が表す「環境」という意味から考えると、その意味が見えてくるかのようです。


そして、今年2015年9月以降は、一部の知識人からは全世界での経済危機ということも言われています。なにやら恐ろしくなってしまう話題ですが、そもそものT木星乙女座、というサイクルを考えるなら、ただサイクル的にやってくるひとつの流れ、とも取れるでしょう。
行き過ぎたもの、バランスを欠いたもの、そうしたものが、元の健全さへ戻ろうとして一見破綻と見える形を呈する。それも、乙女座の働きと言えるでしょう。

幸運の鍵である木星の働きとして起こる象意である以上、一見、破壊的に見えることも、その裏には、健全に人類とその社会を前進させるための役割がある出来事かもしれません。バブル崩壊後には、それまでの経済システムを存続させようとしたり、それまでの意識でいた人々にとってはそれはつらい時期だったでしょう。ですが、今振り返ると、決して自分自身はバブル崩壊前の意識に戻りたいとは思わないのです。
おそらくあの頃から、「スピリチュアル」といわれる分野が、特に特別なことではなく、誰でもが理解できる当たり前のことになっていく過程に入ったのだと感じます。経済、形ある反映、そうしたものの虚構を失ってこそ、真に自分が向かい合い精進していく道も見えてくるでしょう。乙女座は一見、とてもシビアで冷たい(人についても言われる表現です)あり方ですが、深いところでは、本当にその人々や社会を「正そう」という意識なのだと思えるのです。

上に参考に上げた過去2回のT木星が乙女座に滞在した時期よりしばらく前になりますが、「フラワーチルドン」と呼ばれる世代(1960-70年代のアメリカのヒッピーのこと:Wikipediaより)やヒッピー・ムーブメントは、木星よりもずっと影響の強い冥王星が、乙女座から天秤座に滞在していた時期なのです。
その中でも、1967年10月~1968年2月、6月~11月は特に、T木星が乙女座に入っていた時期です。さらに、その後、1968年11月から、一度乙女座に戻ったり、また蠍座に入ったりしながら、1970年8月までは、T木星は天秤座にありました。まさに、ヒッピームーブメント大全盛の時代でした。

T木星の運行(1955~78年)
T木星の運行(1955~78年)


さらに以後、
・1979年9月~1980年10月に、T木星は乙女座に入っていました。
この時期の主な出来事を振り返ってみますと、特に記憶に深く残っているほどのものは見当たらないのですが、印象的だったのは、

<1979年9月~1980年10月>
1979年10月
・ WHO が天然痘根絶宣言(26日)
(参照:http://person.sakura.ne.jp/year/1979.html )

です。健康や衛生を現す乙女座に発展の木星が入ってすぐに、人類が戦ってきた病の根絶宣言がなされていたことは印象的です。

さて、こうして振り返ってみると、木星は「発展」と普通言われますが、良いことはもちろん進化・発展させ、そして乙女座の価値観(女神アストレアが手にする平等を図る天秤による価値観)で社会のあり方を”量る”という時期でもあることがよく見えてきます。

1979年9月
・ 熊本県・阿蘇山の中岳から噴火(6日)
・ 日本鉄道建設公団の不正経理が発覚(6日)
1979年10月
・ 台風20号による集中豪雨の被害、死者28人(19日)
・ 木曽御岳から噴火(28日)
1979年12月
・ 「KDD事件」国際電信電話会社(KDD)の密輸事件が発覚(4日)
(参照:http://person.sakura.ne.jp/year/1979.html )

自然災害や不正発覚などはいつでも起きうる(その種がある)ことですし、T木星以外の天体の影響も、もちろんそれぞれの時期で複雑に絡み合っているでしょう。それでもT木星の効果として見てみると、その時期の傾向が見えてくるようです。

Astraea(アストレア)
女神アストレア / Astraea


天秤を手にした正義の女神アストレアの活躍が、最も有意義な形で表れることを見守る1年にしたいものです。そしてそれはもちろん、私たちの生活の中でも、細かい日々の営みの中でも、決して外側に派手に現れ出るものでなくても、内側からの「膿み出し」「浄化」の作用なのだと理解し、1年後から始まる新たな「他者とのコミュニケーション、対話の時代」に向けて、個人を磨いていきたいものです。



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